働き方について

今日は上島珈琲で仕事をしています。

今、来ている上島珈琲は郊外のお店にあたるのですが、集中できるスペースがあって意外といいんですよね。程よいBGM、それに落ち着いたダークな色調の店内の雰囲気が、今日はやけに心地よく感じます。

そういえば、入院直前に仕事をしていた場所もここの上島珈琲だったな・・・と、何か妙な縁を感じています。

ふと今、今日はBOHEMIAN DAYSで何の記事を書こうかと思いながらパソコンを叩いている最中に思い出したのが、少し前に、大手企業でも、会議以外では、会社に行くことなく、私のように自宅でも仕事が出来る体制を整えているというニュースがあがっていたことを思い出しました(少し前と言っても1年以上前の話ですが(笑))。

当時は、テレビを含め、いろんなメディアで「革新的な働き方だ」と取り上げられていたと記憶しています。が、私の見解では、たぶん大手企業で取り入れるのは難しいと思います。

なぜなら、まとまった組織の場合、個々が別々に動いてしまうと、仕事の進捗に支障を来すからです。

また、会社員として個人で仕事をしていては仕事をしていく上で、判断が難しい場面も出てきます。

個々の能力が相当に高く、個々の社員に裁量があり、個々の社員がそれぞれの抱えている案件に対して決定権と責任を持っているのなら話は別ですが、それ以外では、いろいろと調整が難しい局面が出てくるはずです。

会社にいき、関係者と偶然に会社内で顔を合わせ、情報を仕入れることで仕事が円滑にすすみやすくなるという、会社に行くことで得られる、補助的なメリットもなくなりますから、長期的に見れば様々な部分でほころびが生まれると思います。

また、ただでさえ、1つのことに対する判断が遅い大企業なのに、そうした働き方を取り入れてしまうと、さらに判断が遅くなってしまい、組織として機能しなくなってしまうと思います。

もちろん、そうした働き方をはじめた、最初のうちは「なんて素晴らしい働き方だろう」と思ったり「休憩時間に子供と遊べて非常にメリハリのある生活が出来る」または「家族との時間を持てるようになった」など、良い内容の意見が出てくるかと思いますが、次第にそれは不満に変わっていくと思います。

何故なのかと言えば、家にいれば、仕事以外で家族に振り回されることが大きくなるからです。

はじめのうちは、新鮮だから、「お父さん頑張って!」などと、円満に行くかと思いますが、そのうち、妻からすれば家にいるのに、家のことを全くしないで仕事しかしない夫というレッテルが貼られるようになります。

また、大事な仕事をしているのに、子供から容赦なく横槍が入り、その都度、作業をストップせざるを得ず、仕事に戻るのに時間がかかるなど、仕事の効率も悪くなるでしょう。

家庭生活と会社員としての仕事生活を一緒くたにしてしまうと、特にサラリーマンの場合は非常に辛い現実が待っていると思います。

私の働き方のように、決定権はもちろん、全てを自分で判断し、働く時間も日中夜問わず自由というのなら話は別ですが、サラリーマンの場合、周りと歩幅を合わせることも大事な仕事の内ですので、そうした働き方は難しいでしょうから、必然的に働き方に無理が生じてきます。

確かに通勤時間などはなくなりますし、その時間を仕事にあてられるという意味では、一見すると効率的な働き方のように見えますが、サラリーマンの悲しい宿命として、仕事に空きができると、その分やらなくてはならない余計な仕事が増えてしまいます。

私もサラリーマンを経験していますから、その点はよくわかりますが、それは組織で行動し、組織で結果を追求する以上、仕方のないことなのです。

サラリーマンは、ひとりで仕事をしているように見えて、ひとりで仕事をしているわけではなく、会社の中の各関係部署などと連携をし、組織として仕事をすることではじめて成果を残すことが出来るシステムですから、仕方のないことなのです。

また、私のような働き方を会社で取り入れてしまうと、会社として社員の管理が難しくなり、結果、組織として、成り立たなくなると思います。もちろん海外の会社では、世界中のどこにいようが、インターネットさえ繋がれば働くことが出来る、働き方を取り入れている企業があるのは知っています。

ただ、そうした働き方は、例えばアメリカ法人に所属していたとして、どこでも働けるからといって、東南アジアで働くとなると、2つの国では時間帯が全く異なりますから、昼夜が逆転してしまうという残念な結果になってしまいます。

テレビ会議が入った場合は、その時間に起きていなければなりませんから、色々な意味で制限がかかってしまいます。

もちろん、私のような働き方をしていたとしても対外関係はありますから、その都度、調整はしなくてはなりませんが、サラリーマンの方のそれと比べると、そうした意味ではストレスが少なく、比較的柔軟に予定を組むことが出来ます。

別に、どちらの働き方が良くて、どちらの働き方が悪いということが言いたいわけではありません。

ただ、組織的な働き方をする場合と、個人で権限をもつ働き方をする場合とでは、それぞれにあった働き方があるということが言いたいのです。

そうした視点で見ると、組織で働いているのに、個人で働く働き方を取り入れるとどこかしらに無理が生じてくるということが言いたいのです。

さて、今日は夕方から大阪出張が入っています。夜は会食となりますが、ビジネスをより強固にする為に、しっかりと調整をしてきたいと思っています。

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