セミリタイアについて

昨日はなかなか寝付けず、夜な夜なネットサーフィンをしていました。

いろいろな記事を読んでいたのですが、とりわけ私が読んだ記事の中のひとつに、なかなか面白いことが書かれてありました。

その記事の内容は、主にセミリタイアに関する話でした。つまり「なんにもしないで悠々自適にのんびり暮らしたい」という社会人生活に疲れた方の誰もが夢見ると思われる、南国生活でリタイアメント生活を送るという内容でしたが、実に興味深い内容でした。

別に、その方がおくられた南国のリタイアメント生活が興味深いのではありません。その方が語った、南国のリタイアメント生活それ自体が興味深いのではなく、試しに南国リタイアメント生活を謳歌してみたという点が非常に興味深かったのです。

その方も私と同じように時間と場所を選ばない仕事をする、ライフスタイルをされているようなのですが、もちろんその方も普段は土日関係なくきっちりと仕事をされています。

普段はそれなりに忙しく仕事をされているようなのですが、時間をつくって試しに南国リタイアメント生活をしてみたところ、いろいろなことが見えてきたという内容です。

例えば、よく日本人が夢見るプールサイドでトロピカルジュースを飲みながらゆっくりと過ごしてみたり、時間と場所にとらわれずにプールサイドバーにパソコンを持ち込んで仕事のまねごとをしてみたりしてみたそうです。

その結果わかったことは、そんな生活は全然面白くないということだったそうです。

これは実に興味深いですね。

つまり、単純にはそう言い切れないかもしれませんが、お金があればそうした自由を満喫した生活がしたいと思って、実際にしてみても、現実は全然面白くも何ともないということです。

よく人生のゴールをそうした自由気侭な生活においている方の話を聞きますが、きっと人は何か夢中になれることを見つけて、熱中し取り組んでいる時が一番幸せなんだと思います。

「仕事も何もしないで、悠々自適な南国生活をおくる」・・・一見すると、羨ましく思えるこの言葉は、所詮幻想であり、そんな生活を送ったところで充実感は得られないのだと思います。

別に仕事をしてこそ日々の充実感が得られるとか、そう言ったことが言いたいのではありません。仕事で充実感を得られる人もいれば、仕事に充実感を得られない方もいることは重々承知しています。

私の場合は日々の仕事が楽しく、面白く、仕事をすることで充実感を得ることが出来ていますが、逆に趣味に没頭することで充実感を得られる方もいます。

つまり人は、仕事でも、それ以外でも構いませんが、夢中になれる何かを見つけ、それに対して熱心に取り組んでいる時が一番充実感を得ることが出来るのだと思います。

そしてそれがやがて生き甲斐となり日々の充足感を得ることが出来るのだと思います。

思えば私もそんな南国リタイアメント生活に強い憧れを抱いていたこともあります。無理にでも、その気になれば、そうした生活が出来る中、なぜ、私がそんな生活をしないのか。たぶんそれは、そんな生活はつまらないことを知っているからなんだと思います。

それよりも日々の仕事に対して真摯に取り組んでいた方がよっぽど楽しいことを知っているからだと思います。

不思議なことに、時間と場所にとらわれないライフスタイルに近づけば近づくほど、そうした生活に興味がなくなっていきました。私の場合は、仕事をする時間と場所が自由なだけで、基本的に、世界中のどこにいてもやっていることは変わりません。

例えが悪いのかもしれませんが、もしかしたら誰もが訪れたい有名観光地の近くに住むほどに、そこに行かなくなることに似ているのかもしれません。

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