本業以外で、副業からビジネスを始められる方も今は本当に多くなっています。
かくいう私も、副業から始めたということもあり、この手の話には非常に敏感です。
「仕事を辞めて副業に集中するべきか、それとも会社員として働きながら副業をするべきか」
それに対する私の答えは明確です。
「はじめのうちは、働きながら副業をするべきです」
これ以外に選択肢はないと思っています。
会社員として働きながらでも起業(副業)はできる
今の時代、「副収入を得る選択肢」は非常に多くなっています。
ですから働きながらでも、起業し「副収入を得る」ことは簡単にできます。
特に私のようなインターネットの世界は「時間」「場所」にとらわれない、働き方をすることができます。
ビジネスは、初めからうまくいくことなんて、非常に稀有なケースですから、リスクヘッジのためにも、はじめのうちは会社員として働きながら、時間をつくり、ビジネスを回していく感覚を掴むべきだと思っています。
こんなに便利な時代に、あえて、安定した収入を放棄して、会社を辞めて、起業をする選択の一択にする理由が思い当たりません。
会社員として働きながら、自分のビジネスを持ち、副収入が安定してきたり、ビジネスを回す自信がついてきてから、会社を辞める選択肢を検討するくらいがちょうどいいと思います。
副業だろうと、中途半端な気持ちではつとまらない
もちろん副業であろうとビジネスは、ビジネスですから、真面目に真摯に取り組むべきです。
副業だからといって手を抜いていては、いつまでたっても、本業を上回るような副収入を得ることはできないでしょう。
中途半端な気持ちで取り組んでいると、ただ、時間だけを浪費してしまい、何も身につくことはないと思います。
ですが、いきなり会社を辞めて、独立してうまくいくほどこの世界は甘くありません。
会社員としてどれだけ成功していても、独立してからも成功するとは限らないからです。
会社員として成功する方法と、独立して成功する方法は同じ「成功」出会っても方向性が全く異なるからです。
独立は決して焦らないことが肝心
今は、副業を容認している会社もありますし、10年前と比べて選択肢も増えました。
何より起業するためのハードルが、非常に低くなっていると感じています。
自分のビジネスを持つというハードルが低くなっていると表現してもいいかもしれません。
最終的に、現在の私のように、自由に働き、「自分の好きなことを仕事にする」という選択肢をお持ちの場合も、独立を焦ってはいけません。
出来るだけ、少しずつ、小さく始めてみて、それをスケールしていく。
それが大事な心構えなのではないかと思います。
例えば、会社員として働きながらでもできることはたくさんある
例えば、将来的に自分のお店を持ちたいと考えている場合、週末だけ、営業するなどの方法も検討できます。
私の知っているお店でも、普段は会社員として働きながら、不定期にお店を開ける飲食店も知っています。
流行っていますよ。そのお店。
いつも閉まっているのに、一旦お店を開けると行列ができています。
一応、お店の前に、次はいつお店を開ける予定など張り紙でアナウンスはしているようですが、お店を開けるとたくさん人が入っているのをよく目にします。
長期的なプランで考えること
私も、自由な働き方を手に入れるまでに10年かかっています。
その10年の間に、成功したり、失敗したりする方をたくさんみてきました。
会社を辞めて本業にしてしまい、結果としてそれがうまくいったケース。
なんとなく、うまくいき始めたから会社を辞めたが、うまくいかなくなってしまった人。
たくさん知っています。
成功する人を見るたびに私も、焦ってしまい、なかなか気持ちの整理がつかなかった時期も私にだってあります。
会社を辞めて、早く起業して本業として集中してしまった方がいいのではないか・・・そう思ったことは一度や二度だけではありません。
しかし、人生は短距離走ではありません。長距離走です。
うまくいく時もあれば、うまくいかない時もある。それが真実です。
だから決して焦らないでください。
私のように最終的に自由な働き方を目指していても、まずは働きながら、土台を作り、それから移行するという形の方がいいと思います。
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