みんな、仕事し過ぎちゃうんですけど、行き過ぎた仕事量は体と精神を壊します。
例えばボクサーは肉体を使いますけど、練習をし過ぎてしまうとオーバーワークになってしまって体を壊します。
あまり知られていませんが、実はプロボクサーは1日に練習できる量が決められているんです。
つまり、練習にも限度がある。意識して休まなくちゃ身体壊して、選手生命が短くなるんです。言ってしまえば、体を休ませることも「仕事」のうちなんですね。
これはボクらの仕事でも同じです。ほどほどに「抜く」ことが大事。
「休みなく働いてこそ成功できる」なんて、マッチョな考え方が流行っていますが、確実に寿命を短くしています。そして、休みなく働いてこそは、成功側の論理であり、その陰でそれを真似した多くの人が失敗してしまっていることに目を瞑ってしまっています。
仕事量=成功は結果論であり、強者の論理。
たまたま成功した人=強者がそう言っているだけ。多くの人は仕事をし過ぎると、逆に、そして皮肉なことに思わしい結果が出なくなります。
一般的に思われていることと違いますよね?そう、違うんです。
実は、仕事はやりすぎると失敗する確率が高くなるんです。
仕事量を美化するのは長時間労働を推奨してるのと同じだと思います。
若いうちは体にこなくても「心」に来ます。なかなか結果が出ないって言って「心」病んで継続できなくなります。
そう言う人、たくさんいますよね。急にいなくなっちゃった人とか。
いつも、「あれっ?」て思います。あんなに鼻息荒かったのに、いつのまにかお見かけしないなって。
そして、悲しくなったりします。あー、あの人はとても素質があって、うまくて、可能性があったのに、仕事し過ぎたばっかりに結果より先に「心」がやられてしまっちゃったんだなって。
もちろん、仕事量が必要ないと言っているわけではありません。
結果を出すにはそれなりの仕事量は必要だけど「頭」を使って仕事しなくちゃ意味がないんです。
ひたすら仕事しても意味がないんです。
じゃないと、いい成果が出るもんも出なくなります。
逆に言えば、頭を使って仕事していると、仕事時間関係なく、成果を出すことができます。
そして、休んでいる時に、アイデアがバンバン湧いてきて、仕事したくて、試したくて仕方なくなっていきます。
そして、そのループに入って、なんとなく気がつけば自然と仕事をしている状態になっていきます。
そう言う感覚を身につけてしまうと早い。
滑走路を走り抜けた飛行機のように、ふわっと身を任せるだけで離陸できるようになっていきます。
まー、こんなこと言いながら、ボクは24時間、仕事体制ですが(笑)
たまに妻に怒られます。てへ🫣❤️
でも、実は、常に頭の片隅に仕事のことを置いておく程度だったりします。ずっと、一般的に言われているような仕事をしているわけではありません。
頭の片隅で常にクライアントのことを考えたり、これからの自分のビジネスのことをぼんやりと考えたりしている程度です。
パソコンのスリープ状態のような感じで、何か外部からの情報をきっかけとして、パッと反応するような感じです。
実際に作業=仕事する時間は1日の中でそんなに多くないです。
例えば、月100万円突破までは1日3時間とかそんなもんだったと思います。意外でしょ?
もちろん、仕事に集中することも大事だしある期間においては徹底的に追い込む必要もあります。
ボクもマジで一日中仕事している時もあります(最近はそんなことが多い)。
正直、今でこそ、こんなことを言うボク自身も、1日の大半を仕事に費やしていた時期もあります。でも今考えてみると、そのほとんどが無駄な時間だったなって反省しています。
仕事をしていると言う感覚に酔ってしまい、数字だけで判断しちゃうようになっていくんです。仕事量を増やすことにこそ意味があるみたいな感覚に酔っていってしまう。
でも、そんなやり方は続かないです。大体3ヶ月くらいで精魂尽き果てます。
そうではなく、常に肩の力を抜いた状態で、一定のリズムで毎日やり続ける。
スポーツもそうでしょ?不思議なもんで肩の力を入れすぎると、思うように体が動かせなくなって、できることができなくなる。
だから意識して「抜いていく」ことが大事なんです。実はこの「抜き方」こそがマインドセットとしては大事なんです。
そっちの方が、アイデア湧きまくるし、実は成功の確率はぐんと上がります。
これは経験論です。
目の前のことに一生懸命になることも大事なんですが、仕事においても、体力的、時間的な「余白」を残しておくことが大事です。
このバランス感覚を無視すると「気持ちの勢い」がなくなった時にボロ船のように急に沈んでしまいます。
特に頑張り過ぎているなぁと感じすぎているあなたは危険信号です。ある種のハイになっている状態なので、それが切れた時に急に「心」に来ます。
これを読んでるあなたにはそうなってほしくない。注意してください。
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