人間万事塞翁が馬(にんげん ばんじ さいおうが うま)

・人生はいいことも悪いことも予測できないため、安易に喜んだり悲しんだりする必要はない

・幸せなことが不幸に、不幸なことが幸せにいつ転じるかわからないので物事に一喜一憂しない

ボクは今「人間万事塞翁が馬(にんげん ばんじ さいおうが うま)」という言葉を大事にするようにしています。

きっかけはU-NEXT HOLDINGS 代表取締役社長 CEOの宇野慶秀さんのインタビュー記事です。

ボクは宇野慶秀さんとは直接の面識はありませんが、誰とは言えないものの、それに近い人(かなり直近の人です)とは以前交流があって一緒に遊んでいたこともあり勝手ながら親近感を抱いています(笑)(と言ってもボクよりも年上の方です)

とにかく、余計な話はおいておいて、インタビュー内の記事で語っていたことなのですが、その宇野さんが「人間万事塞翁が馬」という言葉を座右の銘として用いており、その意味を知った時に、なんだかハッとさせられたのです。

それまで言葉としては聞いたことはあるけれども、その意味まで調べようとは思っておらず、理解していませんでした。

失敗の最中にあってもその経験は後に生きてくる

「人間万事塞翁が馬」とは「人生はいいことも悪いことも予測できないため、安易に喜んだり悲しんだりする必要はない」「幸せなことが不幸に、不幸なことが幸せにいつ転じるかわからないので物事に一喜一憂しない」という意味を持つ言葉です。

転じて、記事の中では「失敗の最中にあっても、その失敗や経験が無駄にはならずに後になって実りをもたらしてくれるかもしれない」と考える言葉として用いられています。

【「また地獄を見たいのか」リーマンショックで銀行に追われてもU-NEXTを諦めなかった宇野康秀HD社長の確信】

>>>https://president.jp/articles/-/79186

ボクも過去を遡ってみて、そう思えることがたくさんありますし、これはApple創業者のスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学で演説していた「点と点をつなぐ(Connecting the dots)」というスピーチの内容と似ている考え方でもあります。

ジョブズの言葉を借りれば「将来を見据えて点と点をつなぐことはできないが、後で振り返った時につながりが見える」ことだったり「最悪のできごとに見舞われても信念を失わず、心の底から素晴らしい仕事だと思えることを続ける」ことに共通している考え方のようにも思えます。

【「ハングリーであれ。愚か者であれ」 ジョブズ氏スピーチ全訳】

>>>https://www.nikkei.com/article/DGXZZO35455660Y1A001C1000000/

おそらく、この辺りが、大成するかしないかを分ける大きな考え方なのだと思いますが、それを身をもって経験している方は遅かれ早かれ大成していく根幹をなす、大事な考え方なのだろうなと思います(宇野さんは諦めないことで有名です)。

今から16年前、宇野さんはリーマンショック時の金融危機の際に一気に大赤字になり(1,000億円以上)銀行からの圧力により追われるようにUSENを去ってしまったわけですが、その後、唯一買い手のなかった動画配信サービスのU-NEXTの事業を買い取りU-NEXTとして事業を継続することになります。

(銀行は勝手なもので、いい時には、金を借りてくれといい、悪くなったら手のひらを返したように返してくれと畳み掛けてきます。ようはどんな時も「調子に乗らない」ことが大事。これは事業にも言えること)

この間、何度も首を括ろうと思ったそうです(本当に首を括ろうかと思ったかは別として、それくらい苦しかったということです)。

妙な巡り合わせに思えますが、経営者であれば、一度や二度「首を括ろうか」経験する出来事に遭遇するかと思いますが、宇野さんは時代の寵児と勝手に世間にもてはやされていた過去もあり、その苦しみは想像し難いものだったと思います。

例えてみれば好感度の高い大スターが一気に悪の権化と思われるようなヒール役に転じてしまったようなものです。

経営は「運」や「タイミング」が重要

宇野さんがインタビュー記事でもおっしゃっているようにボクも経営には常に「運」が付きまとうと思っています。

変な話、時流に乗ればどんなにバカでも、仕事ができない人でも簡単にお金を作ることはできてしまいます。

それくらい時流は勢いがあるし運やタイミングによって流れが変わってきます。

ボクは広いITの業界でも、ものすごく狭い場所にいると思っていますが、今まで「運」と「タイミング」だけが良く時流に乗ってお金をつくれた人がたくさんいることを知っています。

そして、そういう人ほど「オラオラ」していたりします。怖いんですね。本心では自分の実力のなさを知っているからオラオラしているんです。

もちろんそれが演出であるなら、まあいいのですが、なかには本当に心の底から「オラオラ」している人もいます。調子に乗っている人もいます。そういう人は遅かれ早かれ、去っていくのだと思いますが自分の実力を勘違いしてしまう。

本当は時流に乗っただけで、あなたではなく誰でもできたことで、たまたま「運」と「タイミング」がよかっただけなのにねと。

本当の実力者は表舞台にあまり出てこずに陰で暗躍していますから。

ともかく「経営」は「運」と「タイミング」がとても大事なのです。

追い風であれば、何もしなくても進んでいくし、向かい風であれば、とても苦しい戦いを強いられることになります。

だから、追い風を見極めてタイミングよく時流に乗っていくことがとても大事なのです。

時代の先読みをし、見抜く

また話が逸れてしまいましたが、宇野さんはインタビューの中で10年ロスをしたと謙遜しておっしゃられています。

・・・が、ボクはそんなことはないと思います。

宇野さんが考える時代は10年早かった。スマホの浸透やコロナ禍を得て、世の中がやっと追いついてきたということなのでしょう。

本当に時代の先読みをするのがうまい経営者だなあと尊敬します。

・・・でも、一方でこうも見ることもできます。

歴史にもしもはないですが、もしもスマホが一般的なものではなく、コロナというものを経験していなかったら・・・

おそらく、まだU-NEXTは今のように市民権を得ることができずに苦しんでいたと思います。

でも、それを踏まえた上でも、すごい経営者だなぁと思い尊敬するのです。60歳ですからね。第一線で活躍する日本のIT経営者で60歳・・・これだけでも、物凄いことなのです(海外では普通ですが)。

ボクがその歳を迎えるまで20年近くありますが、さてさて、第一線で活躍できるでしょうか。

まさしく「人間万事塞翁が馬」なのです。

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セッキー
暇リッチな自由人。ウェブマーケッター・ウェブコンサルとしての顔を持つ。現在は個人に合わせてネットを使って経済的・時間的自由人を輩出するための活動に注力中。