「なぜ、私よりも能力的に劣っているのに、あの人は成功しているのだろう・・・」
「成功した彼と、私は一体何が違うんだというんだろう・・・」
あなたも、そんな疑問を持ったことはありませんか?
今回は、少し趣旨を変えて、私が世の成功者や結果を出している人とお会いする中で見えてきた、そんな疑問に答えられる内容の記事を、書いていこうと思っています。
今回お話しする内容は、巷に溢れる自己啓発本のような内容ではなく、私がたくさんの方にお会いする中で経験によって得た知見です。
つまり、私が様々な業界の一流と呼ばれる方とお会いし、お話ししていく中で気づいた成功する人に見られる3つのタイプのお話しになります。
自己啓発本のようなどこかで聞いたような焼き増しされた内容ではなく、実体験に基づく、成功するタイプの人物像や性質と捉えて頂いてもいいかもしれません。
ただし、今回お話しする内容は、あくまで、持ち合わせている共通の性質や特徴などをまとめた「タイプ」になり、傾向の話になりますので、直接あなたの事業に役に立つものではないかもしれません。
ですが、あなたが今後おつきあいしていくく相手を見極める上では、大切なことになると思いますのでお話ししていきます。
事業を大きく成功させる人の3つのタイプ
私は、大きく成功する人というのは大体、以下の3つのタイプに分けられると思っています。
それは下記の3つのタイプです。
【事業で大きく成功する3つのタイプ】
1:実力者
2:運もあって実力もある
3:強運の持ち主
では、このうち、どのタイプが一番事業で成功するのでしょう。
また、事業で大きく成功する確率が高いのでしょうか?
もちろん、それぞれが手がける事業によっても、これらの傾向は変わってきますが、全体を大きく見渡すと、大きく成功する人の傾向が見えてきます。
その分野において「実力のある人」でしょうか?それとも「運もあって実力もある人」でしょうか?それとも「実力を超越した強運の持ち主」でしょうか?
様々な異論反論はあるかと思いますが、私はこの中でも大成功をおさめる人というのは「3:強運の持ち主」だと思っています。
ちなみに、私の知見だと、続いて「運もあって実力もある」最後に「実力者」と言ったように大きく成功する確率が高いタイプになります。
【事業で成功するタイプのうち大きく成功する確率が高いタイプ順】
1:強運の持ち主
2:運もある実力者
3:実力者
また、どのタイプが世の中の成功者で多いのかという順番で並べると下記の通りになります。
【世の中の成功者の3つのタイプで数が多い順】
1:運もある実力者
2:実力者
3:強運の持ち主
ではそれぞれのタイプはどのような人のことを言うのでしょうか?
下記から、詳しくそれぞれの方に当てはまる傾向や内容を見ていきます。
1:事業で成功するタイプ1:実力者
実力者というのは、そのままで本当に実力だけでのし上がってきた人です。
実力者は、事業で成功する3つのタイプの中で2番目に数が多い存在です。
【タイプ別の数の多さ順】
1:運もある実力者
2:実力者
3:強運の持ち主
この手のタイプは、非常に熱心な勉強家であることが多く、様々なところから情報をキャッチしています。
数年、何十年と、時間をかけて着実に業界を研究し、鍛錬を重ね、経験を積み、勘を養ってきたタイプがこの実力者のタイプです。
実力者のタイプは、大器晩成型が多く、なかなか成就しません。
けれども、うまくいかない中で、もがき、苦しみ、経験を積み、数年、数十年と確実に実力をつけ、成功を手繰り寄せていきます。
「実力者は」一旦成功すると、長い時間をかけて培ってきた経験により舵を取れるので、ちょっとしたことで崩れることはありません。
「実力者」は3つのタイプのうち、成功するまでの期間は長いですが、一度成功すると、それを踏み台にして、着実に大きく事業を育てていく才覚があります。
「運もある実力者」や「強運の持ち主」ほどの派手さはありませんが、事業を細く長く続けている人が多いのも実力者の特徴といえます。
実力者は、熟練度が上がるたびにカンが冴えてくるのが特徴
「実力者」は、ある程度の経験を積むと、勘が冴えてきます。
その勘が、運を手繰り寄せ、成功を確実に引き寄せ次第に成就していきます。
事業がなかなかうまくいかず、もがき苦しむ経験を知っているので、相手に対して納得のいくような説明ができる一方、経験と勘の中から導き出した言葉を、なかなかうまく伝えられず苦労することもあります。
膨大な知識や経験の中で培ってきたもののため、内容を整理するのが苦手なのです。
事業の相談をすると地に足のついたアドバイスをもらえる
また、事業を行う上での苦労を知っているので、非常に堅実に事業を進めていきます。
そのため、事業の相談を行うときは、この手のタイプに相談すると地に足のついた現実的な回答をしてくれるので参考になる部分は多いと思います。
一歩一歩着実に積み上げていくタイプが実力者
自分の経験と勘が頼りなので、経験と勘を養い着実に進めていくことによって、大きく事業を成功させられる確率が高いのが「実力者」のタイプです。
鍛錬の上身に付けた、経験や勘が頼りになるので、経験のない分野で新しく事業を始めると非常に苦労します。
つまり積み上げていくタイプが、実力者にあたります。
一発逆転のようなものや、すぐに結果を残すことは苦手ですが、少しずつ大樹していくので、積み上げた事業は、なかなか崩れることはありません。
2:事業で成功するタイプ2:運もあって実力もある
事業で成功するタイプの中で一番多いタイプが運もあって実力もある「運もある実力者」タイプです。
【数の多さ順】
1:運もある実力者
2:実力者
3:強運の持ち主
いいとこ取りと言われてしまえば、それまでですが、運と実力をバランスよく兼ね備えている人物です。
「運もある実力者」は、細かくみていくと、「強運の持ち主」に傾いているタイプと、「実力者に傾いているタイプ」がいます。
どちらに傾いているのかによって、事業が大きく成功するのかの確率は大きく分かれてきます。
「強運の持ち主」に傾いているタイプ
「運もある実力者」の中でも「強運の持ち主」に傾いているタイプは、何もしなくても、非常にタイミングよくうまい話が転がってきます。
また一見すると「実力者」と変わらないことをしていても、なぜか事業がうまく成功していきます。
トントン拍子に成功することが多いのがこのタイプです。
事業をうまい具合に乗り換えることで成功することもあり、そのタイミングが非常に絶妙で、絶好のタイミングで新しい事業をつくっていけます。
ただし、運を自分の実力と勘違いしてしまうことも多く、その冷静な判断能力に長けているかどうかで、その後の事業の発展性が変わってくるように思います。
「実力者」に傾いているタイプ
「運もある実力者」の中でも「実力者」に傾いているタイプは、しっかりと裏付けされた知見をもとに次々に事業を手がけ成功していくタイプです。
勘が鋭く、なぜ、そうなのかをわかりやすく説明できるのが得意で、堅実に事業を拡大していきます。
運も持ち合わせているのでうまいタイミングで、新しい事業のアイデアが降ってきたり、一つの事業の中で新しい試みをしたり、様々なことにチャレンジをしていき、当初思い描いていた方向性とは違う形で大きく成功していくこともあります。
実力者に傾いているタイプは、コンサルタントなどに向いている方が多い気がします。
3:事業で成功するタイプ3:強運の持ち主
強運の持ち主とは、ただ単に「運がいい人」です。
平たく言えば「超ついている人」といってもいいかもしれません。
「天才肌」と表現してもいいかもしれません。
「強運の持ち主」は、事業で成功する3つのタイプの中で一番数が少ないタイプになります。
【数の多さ順】
1:運もある実力者
2:実力者
3:強運の持ち主
つまり、ここでいう、事業で成功するタイプのうち一番希少な存在が、「強運の持ち主」です。
成功した理由を言葉で説明できないことが多い
この手のタイプは、成功した理由を言葉で説明できないことが多いです。
全ては後付けの理由です。
偶然成功したとしか説明できないことが多すぎるからです。
たまたま時代が「強運の持ち主」のしていることと交差したとしか思えないことが多くあります。
必要なものが、必要な時に集まる不思議
「強運の持ち主」は、不思議なことに、何か新しいことを始めるたびに、都合のいい話が舞い込み、それをどんどん引き寄せていきます。
また、それをどんどん形にしていくので、スピードやビジネス展開が早く、自分の実力とは関係なしにどんどん事業を展開していきます。
何か新しいことを始めようとするたびに、タイミングよく必要な人材が集まったり、協力者が現れるため、その人の「器」次第で大きく成功している方が多い気がします。
崩れるときは早いがすぐにリカバリーしお金に困ることはない
ただし、この手のタイプだった場合、周りに、経営センスのある方でガッチリ固めると事業が非常にうまく回りますが、そういう方がいない場合は、勢いだけで事業を新しく立ち上げては、既存の事業が崩れ、を繰り返していくかたも多い気がします。
また、突拍子もないアイデアで周りを沸かせたり、周囲を振り回してしまうことも多いので「強運の持ち主」の下で働く人は苦労することが多いです。
ただ、どんどん新しく事業を起こして回していく能力には長けているので、次々に新しいことを考え、はじめていきますので、お金に困ることはないような方が多いです。
理屈では説明できず、相手に教えることが苦手
ただし、間違ってもこの手のタイプに事業の相談をしないほうがいいと感じます。
「やればできる」や、「やらないと始まらない」、「結果は後からついてくる」などの言葉遊びで終わることが多いからです。
真剣に相談をしても、具体的な解決策を提示してくれることは少なく、ある種の根性論で終わってしまうことが多くあります。
「強運の持ち主」は、言葉では表現できないような、独自の勘(センス)で物事を考え、勘で勝負を仕掛けるため、言葉で説明することができないからです。
もちろん、それらは事業を成功させる上で非常に大事なパーツの一つなのですが、現実の事業は複雑怪奇に絡み合っているもので、そうした当たり前の事実や言葉では片付けられないことが多くあります。
けれども彼らは、強運であるがゆえに、そうした困難も偶然が重なりやすやすと切り抜けていきます。
「強運の持ち主」の話は勇気付けられるものの参考にならないことが多い
ちなみに巷に溢れる書籍で語られていることは、この強運の持ち主のタイプが多く、またメディアに取り上げられるのも、強運の持ち主であることが多いです。
ただし、メディアによって「強運の持ち主」に分類されるように歪曲して伝えられていることもありますので注意が必要です。
メディアが流す情報は、エンターテイメント性を求めるあまりに、大げさに伝えられたり、感動できるような、ある種のストーリーを持たせて流されているからです。
行動が派手で勢いがあり魅力的にうつる
「強運の持ち主」の特徴として非常に派手で勢いがあります。
メディアも一般的な人や「実力者」のような地味な存在ではなく、そういう「希少な存在」や、どこか「変わった人」を好むので紹介されることが多く、「強運の持ち主」の意見や考え方がメディアを席巻しているような印象があります。
突拍子もないアイデアが豊富で、常に時代を捉えた、事業展開をし、ビジネス展開をしていきます。
「強運の持ち主」は、偶然当たったことが多い
「強運の持ち主」の手がける事業は、ほとんどのケースで、成功した全ての理由は後付けに過ぎないことが多い気がします。
平たく言えば、「たまたま」当たったです。
偶然、水脈を見つけ、そこから水を引いてきたら村ができたような話であることが多いです。専門的に見てみても、なぜ、成功できたのかは、「偶然」に過ぎないようなことが多いです。
異なる2つのタイプがタッグを組むこともある
また、表に立っている人は、実力者で、裏でそれを「強運の持ち主」が支えているケースもあります。
そうした場合は、表に出ている人が「実力者」であっても、「強運の持ち主」の力により、大きく成功している人が多い気がします。
事業で成功する人+アルファ:スーパーマンタイプ
また、非常に稀ですが、「強運の持ち主」で、さらに努力家で実力者の能力を身に付けている人もいます。
この手のタイプは本当に無敵なタイプと言っても過言ではありません。
実際にお会いしたことはないので、なんとも言えないところですが、誰もが知っている歴史に名を連ねるような、大企業の創業者などがこのタイプに分類されると思います。
松下幸之助、スティーブ・ジョブズ、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグなどがいい例です。
まとめ
今回は、私の実体験に基づく、成功する人の特徴や性質の話をしました。
異論反論はあるかもしれませんが、私の実体験に基づく話をしているので、巷に溢れる書籍よりも、現実感のある事実に基づいた内容になっているものと自負しています。
【事業で成功する3つのタイプ】
1:実力者
2:運もあって実力もある
3:強運の持ち主
あなたが事業で成功している場合、いずれかの場合であることが多いような気がしますので、当てはめて考えてみるのも楽しいと思います。
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